正直に話します。ビーオンウェブの強みと弱み。

ビーオンウェブ代表の大木です。

今日はちょっと珍しい話をしようと思っています。自社の「弱み」を公開する、という話です。

「なんでわざわざ弱みを晒すんですか?」と思われるかもしれません。でも逆に聞きたい。自分の弱点を隠している会社のこと、あなたは信用できますか?

私はできません。

ウェブマーケティングの世界は正直、玉石混淆です。きれいな資料と流暢なプレゼンで「御社の売上を3倍にします」と言う会社はいくらでもある。でも半年後に結果が出なくても、誰も責任を取らない。

そういう業界だからこそ、私は最初から正直でいたいと思っています。強みも弱みも、ちゃんと話す。その上で「それでもお願いしたい」と言ってくれるお客さんと仕事をしたい。それだけです。

では、いきましょう。

ビーオンウェブの「強み」3つ

① 西湘エリアに根を張る、現場主義

ビーオンウェブは平塚で創業し、現在は小田原を拠点に活動しています。登記の住所は今も平塚に残してあって、これは以前のお客様や平塚信用金庫さん、平塚商工会議所とのつながりもあるからです。「小田原オフィス」のような感覚で、湘南・西湘エリアを中心に動いています。

私がこのエリアに絞っている理由は一つ。現場に行けるからです。

東京の会社がクライアントのお店に足を運ぶのは、せいぜい最初の打ち合わせのときだけ、というのはよくある話です。でも私は違う。お客さんのお店や会社に実際に足を運んで、その場の空気を感じる。近隣にどんな競合があるか、どういうお客さんが歩いているか。そういう「パソコンでは見えないもの」を企画に落とし込む。

マーケティング心理学に「文脈効果(Context Effect)」という概念があります。人の購買行動は、商品単体ではなくその周囲の環境・文脈によって大きく変わる、というものです。つまりお客さんの行動を理解するには、そのお客さんが生きている「文脈」を知る必要がある。現場に足を運ぶことは、その文脈を掴むための、いちばん確実な方法です。

東京の会社には、物理的になかなかできないこと。これがうちの強みの一つ目です。

② 一人で全工程。伝言ゲームが起きない。

私は一人社長です。営業、ヒアリング、企画、戦略立案、実行、レポーティング――全部自分でやります。外注はよほどのことがない限りしません。

これを聞いて「一人でやってて大丈夫?」と思った方、正直な反応だと思います。でも少し待ってください。

私はかつて都内のウェブマーケティング会社に在籍していました。そこで日々感じていたのが、分業制の弱点です。営業がヒアリングしたことをデザイナーに伝える。デザイナーが意図を解釈してディレクターに渡す。ディレクターがライターに指示を出す。――その過程で、経営者の「こういう会社にしたい」という熱量が、少しずつ薄まっていくんです。

組織心理学では、これを「情報伝達の損失(Communication Loss)」と呼びます。人が多くなるほど、伝達の正確性は下がる。一般的に、4〜5人の伝言を経ると情報の精度は大幅に落ちるという研究結果もあります。

私の場合、社長と話した私が、そのまま実行します。間に誰も入らない。だからスピードが速く、精度が高く、熱量が落ちない。それがうちの二つ目の強みです。

③ 営業出身のウェブマーケター。数字の先にいる「人」を見る。

私のキャリアのスタートは、トヨタのディーラーでの新車営業でした。7年間。その間に社長賞、営業成績全社トップ、ロールプレイングコンテスト優勝と、いくつかの実績を残すことができました。

その経験が今、ウェブマーケターとしての骨格になっています。

ウェブマーケターが陥りがちな罠があります。「セッション数が〇〇%上がりました」「CVRが改善しました」――数字の報告だけで満足してしまうことです。でも、その数字の先には必ず「人」がいる。なぜ買うのか、なぜ今なのか、何が決め手になるのか。

消費者行動研究の第一人者フィリップ・コトラーは、「マーケティングの本質は顧客の課題を理解し、解決することだ」と言っています。数字を追うことと、人を理解することは、本来セットのはずなんです。

トヨタ時代に私が学んだもう一つのことがあります。「わかりやすく話す」技術です。月に1〜2回しか車に乗らないお母さんに、燃費やトルク特性を説明しても伝わらない。だから噛み砕く。専門用語を使わず、その人の生活に引き寄せて話す。

ウェブマーケティングは横文字だらけです。コンバージョン、インプレッション、オーガニック流入……お客さんが(よくわからないけど、なんとなく「…はい」)と言ってしまう場面、実は業界内でよく見かけます。私はそうなりたくない。提案者ではなく、伴奏者として、お客さんと一緒に歩むことを大切にしています。

ビーオンウェブの「弱み」3つ

さて、本題。弱みです。ここを読んで「やっぱりやめよう」と思う方がいても、それはそれで構いません。合う会社に依頼した方がお互い幸せですよね。

① 案件数に限界がある

一人でやっている以上、受けられる案件数に上限があります。抱えすぎると一つひとつのクオリティが下がる。それは私が最もやりたくないことなので、お受けするクライアント数の上限は決めています。

また、私に何かあったとき(病気・事故など)、お客さんに迷惑がかかるリスクがある。これも正直に言います。現状は毎月の健康管理に気を配ることと、万が一のときの対応フローを整えることで対処しています。今後、事業が安定してきたタイミングで、同じ品質で動けるスタッフを一人・二人と増やしていく計画です。

② 「かっこいいデザイン」が得意ではない

動きのあるアニメーション、洗練された高級感のあるデザイン、アート性の高いサイト――これを求めている方には、正直お断りすることがあります。

私が重きを置いているのは、「売上・利益につながるサイト設計」です。デザインがかっこいいかどうかではなく、訪れたお客さんが行動を起こすかどうか。そのためのUI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザー体験)を設計することに注力しています。

ただし、商材によってはデザインに振り切った方がいい場合もあります。ブランド品、ストーリー性が大事な商品などは、デザインが信頼や購買欲に直結します。そういったご依頼については、得意な会社をご紹介できるように動いています。

③ 「最先端のキラキラ感」はない

渋谷や六本木のウェブマーケティング会社、というと何となく「時代の最前線」というイメージがあると思います。洗練されたオフィス、トレンドを語る若いスタッフ、ピカピカのプレゼン資料。

うちにはそれはありません。正直に言えば、そういう見せ方が苦手だし、あまり興味もありません。

私がいたいのは、地に足のついた場所です。西湘エリアのお客さんの隣で、一緒に考え、一緒に動く。派手さよりも継続性。華やかさよりも実直さ。そういう仕事のスタイルが、私には合っています。

最先端のトレンドツールや最新のAI活用について情報収集は欠かしませんが、それをお客さんに押し付けることはしません。「これ、本当に御社に必要ですか?」と問い返すことの方が、私には大事です。

強みも弱みも、全部ひっくるめてビーオンウェブです

書いてみて改めて思います。うちは「すべての人に向けた会社」ではないな、と。

でも逆に言えば、合う人にはとことん合う会社だと自負しています。

神奈川県の西湘・湘南エリアで事業をされていて、派手さより誠実さを求めていて、「一緒に考えてくれるパートナーが欲しい」と思っている経営者の方。ぜひ一度、話しかけてみてください。

最初の相談は無料です。ウェブのことはもちろん、「そもそも何から始めればいいか」みたいな、まだぼんやりした段階でも構いません。

ビーオンウェブ 代表 大木翔吾

※ 対応エリア:神奈川県西湘・湘南エリアを中心に承っています(オンライン相談も可)

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ビーオンウェブ合同会社代表。MBA ろう者と聴者のプロ人形劇団デフ・パペットシアター・ひとみのプロデューサー/マネージャーとして活動する中で、日本各地の障がい者やその支援者と親交を深める。その後、ウェブマーケティング会社などの勤務を経て独立。ひったくりを捕まえて警察から表彰されたことも。
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